私たちの誇り。
京都府南部地域が私たちのフィールドです。昭和39年の建設業登録以来、半世紀以上に渡ってこの京都府南部地域の公共工事に元請業者として携わってまいりました。山間部における防災事業や一級河川の治水を担う河川改修事業。地域の主要な交通網である国道の道路改良事業など、これまで手掛けてまいりました数々の土木事業は私たちの会社の歴史であり、作品に対する誇りでもあります。私たちが普段何気なく通る道、目にする風景に私たちの歴史があります。これからもこの京都府南部地域の社会基本整備を担う一員として歩み続けてまいります。
森本組は今のJR各社がまだ日本国有鉄道であった時代から鉄道建設工事に携わってまりました。会社の前を走る関西本線(亀山駅~加茂駅)における鉄道土木構造物の建設が主な業務でした。関西本線は山間部を走るローカル線で、工事をするのに資材等を運搬する工事用道路もない為、当社が創業前から持つ索道による資材運搬技術が効力を発揮しました。昭和61年の集中豪雨による土砂崩落災害により関西本線が分断され、その復旧作業に関わる中で大鉄工業(株)様と新たな取引が生まれ以来数十年にわたり鉄道土木工事のお手伝いをさせて頂いております。今では関西本線にとどまらず、京都・大阪・奈良・滋賀・三重に至るまで広範囲なエリアで昼夜を問わず業務に励んでいます。鉄道というのは人々の生活の基盤となる重要なインフラであるので、いつ如何なる時にも安全・安心な輸送のため、当社の社員が今もどこかで活躍しています。
鉄道工事というのは、当社が通年の業務として携わっている鉄道輸送の安全・安心のための土木修繕工事から、駅前再開発や連続立体交差事業、新設線や複線化事業、国家施策に基づく可動式ホーム柵整備事業など地域を代表するプロジェクト工事があります。当社もまた長い鉄道工事の歴史において、これまで数々のプロジェクト工事に携わってまいりました。
人々の社会生活に対する利便性や安全性に大きく関わるこれらのプロジェクト工事。これから何十年、何百年に渡って歴史を刻んでいく事業に携わることが出来たのは、当社の誇りのひとつでもあります。今後もこのようなプロジェクト工事に関わっていけるよう、技術と経験を積みながら邁進してまいりたいと思います。